Last Update: "2013/12/02 16:41:45 makoto"
ActivePerl
話は長いし、興味がある人は少ないとは思うのですが、
一応試したので、報告します。
藤原は
cabrillo2-time-table
というものを作りました。
N1MM 等から cabrillo 形式の交信記録を出力 (Export)し、それを、
これに読ませると、各バンド別、時間別に何局交信したか、
という時間別交信数を表示します。
この
cabrillo2-time-table
は Perl で書いてあって、その上 DateManip
部品が必要です。これを Windows 機上で動かすにはどうするか
という話です。
Windows 機で Perl 手続を動かす方法には大きく二つの選択肢があります。
Cygwin 環境と ActivePerl です。前者は Unix と大体同じなので、
もしそれであれば、特に説明は要らない(他に説明しているところも多い)
気がします。
後者は一つの世界を作っていまして、
Windows 的でもありますし、またもし性能 (高速性)
を重んじるのであればこちら (ActivePerl) が良いかと思います。
- ActivePerl を入れるにはどうするか
- DateManip を追加するににどうするか
ということで、詳しい操作は省きますが
ActivePerl
ActivePerl を入れる
-
http://www.activestate.com/activeperl/
に行って DownLoad Now を選ぶ
(その時に OS を聞かれるので Windows 32 bit または 64 bit
のどちらかを今自分が使っている OS に合せて選ぶ)
-
保存された ActivePler-5.vv.r.xxxx-MSWin32-x86.msi を
二回クリックしてインストーラを起動して設置する
-
例えば command prompt で (プログラム -> アクセサリ -> コマンドプロンプト)
perl --version
と入力するか
C:\perl\bin\perl --version
と入力して、版数の表示が出ることを確認する
DateManip
DateManip を追加する
-
画面上 (DeskTop) に Perl Package Manager が見えていればそれを選んで起動する。
-
もしない時には
スタート -> プログラム -> ActivePerl 5.vv.r Build xxxx -> Perl Package Manager
から起動する
-
(4-1) 虫眼鏡の窓に DateManip と入力し、一番左のアイコン (View All Packages [Ctrl+1])
を選ぶと、一行
DateTime-Format ... 0.04 0.04 Perl DateTime extension to convert ..
が表示されるはずなので、それを選んで Mark for install とする
(右クリックまたは 箱に(+)の印のアイコンを選ぶ)
右の上の方にある右矢印 (Run marked actions [Ctrl+Enter])
cabrillo2-time-table
-
次の実行結果の表示は横幅が、通常よりもかなり広いので、
実行する画面を広げておく。
コマンドプロンプトで
- 一番上の枠を右クリックすると一番下にある「プロパティ」を選ぶ
- レイアウトタブを選ぶ
ウィンドウのサイズ の幅を 120 に変更して OK する
(現在のウィンドウだけに適用するを選んで OK する)
- cabrillo 形式を用意する。ここでは仮にその名前を hoge.log としておきます。
N1MM 等から
Export -> cabrillo format
File -> Generate Cabrillo File
等のようにして保存しておきます。
-
perl cabrillo2-time-table < hoge.log
と入力して cabrillo2-time-table を起動する
cabrillo2-time-table の使い方は、
perl cabrillo2-time-table -h で表示します。
例えば、次のように表示します。
cabrillo2-time-table
Generate band/hour table from cabrillo format
synopsys:
[perl] cabrillo2-time-table [-h] [-t JST] < cabrillo_file
where:
-a ARRL DX contest special, show by-STATES detail
-c show Continent summary too.
-d show DUPE found
-h show this help
-t Normally, time is in GMT. If it is already converted to JST, use
-t JST
-v print vertically (default -> horizontally)
-z exchange has zone ( and/or VE/W state)
The Header shows hours in your local time. To get in UTC, use
env TZ=utc [perl] cabrillo2-time-table [-h] [-t JST] < cabrillo_file
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