NetBSD/macppc

Last Update: "2007/04/13 23:02:38 makoto"

NetBSD/macppc

Apple が以前に出荷していた Macintosh の中で、 CPU が PowerPC, ROM 部分が Open FirmWare の機械では NetBSD/macppc が動きます。僕が実際に使っているのは TsubaiBSD ですが、それと大変良く似た NetBSD/macppc についての情報です。

CDROM 起動

一般常識で言うと、CDROM で起動するには

PC/AT 互換機の場合: bios で CD-ROM 装置を優先にしておいて CD-ROM を挿入して起動
Macintosh の場合: C を押しながら起動

となりますが、NetBSD/macppc の場合には残念ながらそうはなっていません。

OF の入力待にする
> boot cd:,ofwboot.xcf
などの起動手続を入力する

となります。実際にはいろいろと変種があるので、それは次の画面に書きます。

全体の流れ (OF3)

1999 年以降に出荷された機械、通称ポリタンク G3, B/W G3 以降は OF 3 です。

1. CD-ROM で起動する: http://www.ki.nu/software/macppc2/gettingOF.html
http://www.ki.nu/software/macppc2/boot-OF.html
2. pdisk で区画する: http://www.ki.nu/software/macppc2/partition.html
実は、ここで netbsd-GENERIC_MD.gz を / (相当)に置き、その / を使って起動出来るか確めておくと後の作業を安心して行なえます。
3. sysinst で設置: http://www.ki.nu/software/NetBSD2/sysinst.html
http://www.ki.nu/software/macppc2/sysinst.html
4. CD-ROM + disk で起動: http://www.ki.nu/software/macppc2/first-boot.html
> boot cd:,ofwboot.elf hd:3/netbsd
のようにします
5. disk から起動するように設定: http://www.ki.nu/software/macppc2/boot-device.html
通常は hfsutils を使って ofwboot.xcf または ofwboot.elf を HFS 区画に置きます。その上で
boot hd:,ofwboot.elf hd:3/netbsd
などとします。

全体の流れ (OF 1/2)

1999 年以前に出荷された機械、Beige G3 以前の機械は OF 1 または OF2 です。第一世代の 6100/7100/8100, PB5300, 等はここに説明してある方法では動きません。以下の項番は上のものと合せてあるので、歯抜になっています。

1. CD-ROM で起動する
3. sysinst で設置
4. installboot を手動で行なう (TsubaiBSD のみ ?)
5. Hard disk から起動

Last Update: Sat, 07 Jun 2014 13:16:17 GMT

1.66 2008/03/08