http://www.sendmail.org/m4/intro.html
はじめに
設定ファイル群は、
"cf" ディレクトリに ".mc" という接尾辞を付けて置きます。
これらのファイルを "m4" で処理することで、
".cf" ファイルが生成されます。
この処理には以下のようにして "cf.m4"
を最初に読むようにする必要があります。
m4 ${CFDIR}/m4/cf.m4 config.mc > config.cf
このようにする代わりに、もっと短く、以下のようにすることも可能です。
cd ${CFDIR}/cf
./Build config.cf
ここで
${CFDIR} には cf のルートディレクトリを指定します。
この場合も config.mc が設定ファイルになります。
もし
-
使用している M4 が __file__ 組込機能を解釈できる
版
(GNU m4 の 0.75 版以降は解釈しますが、
4.4BSD 由来のシステム付属の m4 は解釈しません)、
-
あるいは -I フラグに対応した版 (かっこ内同上) を使用する場合
は ${CFDIR} には任意のディレクトリ名を指定することができます。
その他の古い m4 では、
必ず、${CFDIR} は ".." とするか
または
-D_CF_DIR_=/path/to/cf/dir/ のように指定する必要があります。
(最後にスラッシュを付加することに注意)。例:
m4 -D_CF_DIR_=${CFDIR}/ ${CFDIR}/m4/cf.m4 config.mc > config.cf
それでは、
典型的な .mc ファイル
を見てみることにしましょう。
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